ユリアメソッド
ユリアメソッドとは、一人ひとりを大切にする具体的な保育を実践するということです。
一人ひとりを大切にするということは、一人ひとりを丁寧に見て保育をしていくことになります。
一人ひとりを丁寧に見て保育していくということは、一人ひとりの子どもの人権を尊重するということであり、同時にその子どもの個性や発達の状態をよく理解するということになります。
そうすることでそれぞれのペースで発達することを保証します。
具体的な方法の一部を年齢別の各シーンでご紹介します。
乳児(0歳から2歳)
食事シーン
かなりの量をこぼしているのが一般的だと思われがちですが、果たして子どもたちはこぼそうと思って食べているのでしょうか。おそらく子どもたちは全部食べようと思って食べていますよね。
うまく口に運べなくてこぼれてしまうということは、そこのうまくいかないというところを手助けすることが丁寧に見る具体的な保育の一つです。
うまく口に運べなくてこぼれてしまうということは、そこのうまくいかないというところを手助けすることが丁寧に見る具体的な保育の一つです。
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遊びのシーン
そこにいる子どもたち全員が夢中になって遊べる環境がそこにありますか?
0歳であってもそれぞれに興味関心があり、それぞれの発達にあった遊びができているようです。与えるのではなく、その夢中になる遊びを選べる環境を作るということが一人ひとりを大切にする具体的保育に繋がります。
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幼児(3歳から5歳)
食事シーン
それぞれの体にあった必要量を食べることから始まります。
大人は子どもたちのためにと食べる量を決めてしまい、かつそれを他の子どもたちにも一律で与えるということを良しとしてしまいます。実際にはそれぞれの子どもたちの体にあった量というものがあります。規定の量を知ることももちろん大事ですが、一人ひとりに合わせることを重要視しています。
大人は子どもたちのためにと食べる量を決めてしまい、かつそれを他の子どもたちにも一律で与えるということを良しとしてしまいます。実際にはそれぞれの子どもたちの体にあった量というものがあります。規定の量を知ることももちろん大事ですが、一人ひとりに合わせることを重要視しています。
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遊びのシーン
乳児の遊びのシーンと基本の考え方は変わらず、やはり一人ひとりの子どもたちが夢中になって遊べる環境を作るということが重要です。
幼児においても引き続き発達が進み、多様な遊びの環境が必要となります。構造遊び、机上遊び、見立て遊び、ごっこ遊び、粗大運動を活発に行える園庭等。それらが生活空間の中により多くあるということを大事にしています。
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